2月 4日(土) 立春 年の始まり
タイトルの通り、この週末に立春を迎え、和暦での一年が始まった。
このハレの日に、格式高い処で学びと鰻をいただく機会に恵まれた。
あらゆる方向からの鰻にまつわるお話は、それは楽しくためになる話ばかりだったが、その中でもこの日ならではのお話らしい『うなぎ登り』の意味やなぜハレの日に食されるのか、という話には身も心も引き締まる想いだった。
鰻料理の中に、『倶利伽羅焼き』と呼ばれるものがある。
不動明王が右手に持つ倶利伽羅剣と似ている、というのがいわれだそうだ。
さてその不動明王だが、今年の干支、酉年の守り本尊である。
2月 4日(土) 立春 年の始まりというハレの日は、
戦後の総理大臣は全て来ているという処で、
急な岩場を登る『鰻』を、肝焼き蒲焼きと今年の干支と縁深い倶利伽羅焼きで食し、
澄み渡る青空の下、結婚式が行われていた日枝神社を詣でた、
まさしく、私にとっての年の始まりにふさわしい日となった。
0コメント